◆大凧・激練り 夜の御殿屋台
2015年に入賞した今田弘さんの作品
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五月三〜五日の浜松まつりに合わせて、まつりの魅力が伝わる写真を募る「浜松まつり2017フォトコンテスト」(中日新聞東海本社後援)が開かれる。勇壮な凧(たこ)揚げをはじめ、見どころが盛りだくさんのまつりは、シャッターの押しどころも悩みそう。どんな一瞬を切り取ればより魅力的な一枚になるのか? 例年コンテストに応募する写真家たちに、おすすめの撮影ポイントやこつを教えてもらった。
二〇一五年のまつり初日、凧揚げ会場で、花火の合図で一斉に揚がる大凧を撮影して入賞した今田弘さん(81)=浜松市中区布橋=は、まつり撮影歴十年。「浜松っ子の心意気、熱気が伝わるのが魅力」と言う。気を付けるのは風向き。風上から揚がる瞬間を狙って撮ることで、凧がきれいに写り、若衆たちの表情も狙えるという。「大凧には青空が似合う。今年も晴れてくれればうれしい」と笑う。
2015年に入賞した杉山晋也さんの作品
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浜松市西区入野町の杉山晋也さん(61)は、実家のある中区千歳町「天狗(てんぐ)連」の一員として幼少時からまつりに参加。一五年入賞作品は、精巧な彫刻が施された同町の御殿屋台が宵闇に浮かび上がる幻想的な一枚。町ごとに異なる照明の色合いや屋台の造りを表現するため、フラッシュをたかずに手振れに注意しながらシャッターを切った。「夜の御殿屋台の引き回しが“静”なら、昼間の荒々しい凧揚げは“動”。その二つが同居しているのが浜松まつり」と魅力を語る。
袋井市梅山の袴田保さん(64)は昨年、凧揚げ会場で、曇天を背にオレンジや白、青など色とりどりの各町の旗がひしめく激練りを撮影した。「感情が爆発する瞬間を撮りたい」と、十年以上前からまつりに足を運ぶ。瞬間を切り取るためには、群衆の動きを予想して狙うと良いという。それでも、「狙って撮れるもんじゃないけどね」。
2016年に入賞した袴田保さんの作品
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審査員の一人で、アマチュア写真家らでつくる浜松ライカ倶楽部会長の生熊洋一さん(84)=浜松市中区十軒町=は「撮影に夢中になると、危ない場所に入っていることに気付かず、けがをする恐れがある」と指摘。「人の集まる場所は特に気を付けて」と呼びかけた。
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コンテストは、浜松まつり会館(浜松市南区中田島町)が開く。同会館などで配られているチラシの応募票に必要事項を書き、六つ切りサイズで印刷した作品(一人二点まで)裏に貼りつけ、会館に郵送するか、持ち込んで応募。五月三十一日まで。問い合わせは会館=電053(441)6211=へ。(鈴木凜平、飯田樹与)
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20170430/CK2017043002000096.html************************************************************
全国のお祭りを見て回っていますが、どんな写真が人気があるかを知るためにフォトコンテストは必見かもしれませんね。今後はお祭りのフォトコンテストに注目したいと思います。
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posted by kinnki2008 at 09:26|
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