奥越に春を呼ぶ奇祭として、三百年以上の歴史を持つ県無形民俗文化財。市内十二地区の櫓では、赤い長じゅばん姿の地元の人たちが、浮かれたしぐさでばちを手に舞い踊り、太鼓を打ち鳴らす伝統の「浮き太鼓」を披露。緑、黄、赤などの色短冊が揺らめく街中は、左義長の祭りムード一色に包まれた。
蝶(ちょう)よ花よ、花よのネンネ−。市街地の各所では、おはやし「だいづる」の陽気な演奏とともに軽快な左義長太鼓が鳴り響いた。櫓の上では「浮いた、浮いた」の歓声と、三味線や笛によるテンポの良いおはやしが流れ、長じゅばん姿の地域の人たちがこっけいなしぐさで、街行く観光客らの笑いを誘った。
全国各地で勝山の伝統芸能を伝えている「勝山左義長ばやし保存会」は上長渕区の櫓に陣取り、大勢の観光客らを魅了した。リズミカルに打ち鳴らす圧巻の浮き太鼓にアマチュアカメラマンらはしきりにシャッターを切っていた。
目抜き通りには赤、黄、緑、白、青の色短冊がきらめき、夜になると櫓近くでたかれる炎が赤々と燃えて、太鼓と炎の奇祭を一層活気づかせた。
二十六日は、引き続き各地区で浮き太鼓演奏が披露され、午後九時からは九頭竜川河川敷の弁天緑地で左義長まつりを締めくくる「どんど焼き」が行われる。 (藤井雄次)
http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20170226/CK2017022602000026.html
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いつか見に行きたいお祭りの一つですが、なにしろ千葉からは遠いのでなかなかいけません。小松空港成田空港間のLCCが就航したらすぐにでもいくんですけどね。もっとLCCの路線が増えてほしいものです。
勝山左義長まつり
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