2016年10月12日

若手中心、祭りに新風 中村区・烏森天神社

秋祭りシーズン最盛期。屋台におみこしと楽しみは多いが、運営する地元町内会などの役員の労力は大きい。高齢化で祭り自体を中止する地域もある中、名古屋市中村区烏森町の烏森天神社の秋祭りでは、若手が中心となり、伝統に新たな彩りを加えた。大役を務めた若者たちは声をそろえる。「ふるさとに祭りがあって良かった」

 快晴で迎えた連休最終日の十日。午前八時半、烏森天神社南町神楽会の会長、篠田道昭さん(49)は、境内で若者らと円陣を組んだ。「今日一日よろしくお願いします!」。担ぎ手不足で四年間途切れていた山車巡行の出発を前に、気合を入れた。

 そろいのはんてん姿は、すぐ近くの松蔭高校和太鼓部の部員たち。演奏会などで一番忙しい時期にもかかわらず、全部員五十四人が協力を買って出た。全国大会にも出た実力の演奏を、境内や巡行先の各家庭の前で披露した。

 ともに会社員で烏森町に住む篠田さんと義理の兄・安井哲也さん(48)は、祭りが衰退していくのが気がかりだった。烏森町は近くの八田駅が総合駅になり、新たに移り住む人も多い。人は増えても住民のつながりが薄く、祭りの役員も「回ってきてほしくない」と敬遠されがちだ。

 郷土の自慢だったはずの黄金色の山車も出番を失い、ほこりをかぶっていた。「これではだめだ」。たまたま同時期に役員の順が回ってきた二人は昨年ごろから準備を始め、まず身近な知人に協力を仰いだ。卒業生の一人が松蔭高の生徒らと縁を結んでくれて活路が開けた。

同級生の安井さんがデザインしたはんてんを着てみたらし団子を焼く坪井さん(右)=名古屋市中村区烏森町の烏森天神社で
写真
 烏森で育ち、今は県外にいる若者たちも駆け付けた。東京芸大に通う安井さんの長男、鷹之介さん(22)は、はんてんのデザインを担当。幼なじみで三重大大学院生の坪井佑磨さん(22)は、飲食店でのアルバイト経験を生かし、炭火でアユや団子を焼いて来場者に振る舞った。

 二人にとって、神社は一番の遊び場だった。隠れんぼに、サッカー−。「思い出深い神社に恩返しできることがうれしい」と、額に汗を浮かべて笑った。

 祭りは例年にないにぎわいで、初の試みは成功を収めた。ただ「続けていくことこそ大変」と安井さん。この日が、新しい伝統のスタートだと考えている。 (安藤孝憲)
http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20161012/CK2016101202000055.html
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若手が中心となってお祭りを盛り上げるのは素晴らしいですね。こういう動きが日本中に広まると良いのですが。地域のお祭りをぜひ後世まで引き継いでほしいものです。


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posted by kinnki2008 at 18:10| 愛知県 お祭り イベント 情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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