2016年09月02日

風よ収まれ 108の風鎮 秋の九谷茶碗まつりで贈呈

石川県能美市で二十四、二十五両日に開かれる陶器市「秋の九谷茶碗(ちゃわん)まつり」で、県九谷陶磁器商工業協同組合連合会などが、お守りとして作った九谷焼の「風鎮」を先着百八人に贈る。百八回目を迎えた五月のまつりは強風で初めて中止となり、秋の復活が決まった。風鎮には、風害と百八の数字にちなみ、風や煩悩を鎮める願いとともに、一丸となり逆境をはね返す九谷焼関係者の決意も込められている。(吉野淳一)

 風鎮は、掛け軸が風に揺れないよう、軸先に取り付ける重り。今回作った風鎮は六面体で、縦横共に三・五センチ、高さ四センチ。側面の一面に漢字の「鎮」を書き、金色のひもを通した。上絵付けには、九谷五彩と呼ばれる緑、黄、紫、紺青、赤を使用。九谷焼産業の礎を築いた江戸時代の陶工、斎田道開が祭られた佐野陶祖神社で祈●(きとう)してもらう。

 五月三日に始まった茶碗まつりは強風のため、初日の午後からテント会場が閉鎖され、四、五両日が中止に追い込まれた。被害額は千五百万円以上に上った。

 茶碗まつりは斎田道開の遺徳をしのんで始まり、中止となった百八回目は没後百五十年に当たる節目の開催だった。「百八と言えば人間の心身を迷わせる百八煩悩。何か意味があると考えた」と県九谷焼技術研修所の松島一富所長(58)は振り返る。九谷焼の売り上げはピーク時の三分の一以下に落ち込んでいる。「あの強風は、利益追求の前にまず九谷焼再興に向けて団結を深めなさいという、斎田道開のお告げではないか」と話す。

 連合会の吉田正一理事長(58)に風鎮の構想を持ち掛けたところ、上絵付けをする前の風鎮を無償で譲ってくれた。上絵付けは研修所の職員が手掛けた。吉田理事長は「丹精込めたお守りで、災い転じて福となす、としたい」と力を込める。

 秋の茶碗まつりは両日とも、九谷陶芸村特設会場で開かれる。二十四日午前九時から本部テントで、風鎮の引換券を先着順で配布する。
http://www.chunichi.co.jp/article/ishikawa/20160902/CK2016090202000071.html
************************************************************
春の茶碗まついりは中止になったようですね。そのため秋の茶碗まつりを開催することになったわけですか。来年以降はどうするのでしょうね。今年限り?


秋の九谷茶碗まつり
石川県祭り情報
全国祭り情報
石川県花火大会情報
全国花火大会情報
石川県バラ園情報


posted by kinnki2008 at 16:22| 石川県 お祭り イベント 情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。