全国から気鋭の打ち手が集まる同コンテストで地元出場者が優勝したのは野さんが初めて。4回目の挑戦で手にした。
太鼓を始めたのは19歳、先輩の誘いがきっかけだった。「最初は太鼓が好きで好きでということはあまりなく、むしろ軽い気持ちだったかもしれない。ところが、やり始めたら和太鼓の奥の深さを知り、純粋に『うまくなりたい』と思うようになった」と振り返る。太鼓連に所属し、岡谷太鼓まつりに出演するほか、全国の和太鼓コンテストにも積極的に出場。チームとして、個人として、演奏力向上に心血を注いだ。
一人打ちの大会に初めて出場したのは2007年。全国から多くの実力者が集うコンテストだったが、予選落ちの結果は予想以上の挫折感で「心が折れそうなほど悔しかった」。そこからは打つ練習だけでなく、「毎日を怠けない」と、日々の生活も見直した。精神力を磨くと、大会の成績も上向き、昨年7月には静岡県御殿場市で開かれた「第30回富士山太鼓まつり」の一人打ちコンテストで最優秀賞を受賞した。
今年6月の「世界和太鼓打ち比べコンテスト」では、自ら作調した「雲外蒼天」を披露。この四字熟語が示す「困難を乗り越え、努力して克服すれば快い青空が望める」という意味を和太鼓に懸ける自分の気持ちと重ね合わせてつくったという。一打一打に魂を込め、審査員の心をつかんだ。
岡谷太鼓まつりでは14日午後7時20分ごろから単独演奏する予定。「まつりに来てくれた皆さんの心に響く太鼓を打ちたい」と決意を口にし、一人、大太鼓と向き合った。
http://www.nagano-np.co.jp/articles/6525
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世界一クラスの和太鼓はぜひ聞いてみたいものです。かなりの迫力があるのでしょうね。それにしても日本にしかない和太鼓のはずなのに世界というのはちょっと。日本和太鼓打ち比べコンテストでいいような、それとも世界中から参加者がいるのかな?
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