北九州市の小倉城周辺で8月6、7の両日開催される「わっしょい百万夏まつり」は、熊本地震で被災した熊本城の修復を支援するチャリティーグッズを販売する。熊本との間には、江戸初期の大名細川忠利が小倉城主から熊本城主に転じた歴史的なゆかりがある。
準備する松尾孝治さん(46)は「熊本に親しみを持っている人は多く、支援の思いを形にしたい」と意気込む。
北九州市出身で、大学卒業後に製薬会社に入社。初任地は熊本市で3年過ごした。帰郷し独立したが、町の活気のなさに寂しさを感じた。町おこしに関わるようになり、市民が山笠や山車を披露したり、多彩な衣装を着て踊ったりする「百万夏まつり」に引かれた。「祭りの可能性を高めたい」と思っていた2年前に運営団体の同まつり振興会事務局長に就任した。
4月の地震後、被災地の現状を確かめようと熊本市に向かった。建物や石垣が崩れた熊本城。人通りの少ない商店街。心が痛んだ。
「何か支援できないか」。北九州に戻り、仲間に相談。熊本県のPRキャラクター「くまモン」などをあしらったブレスレットを作り販売することが決まった。収益の一部は熊本城の修復費として寄付する。
「避難してきた被災者を招待することも考えている。少しでも元気になってほしい」
(共同通信福岡編集部・田中荘一郎)
メモ:会場の小倉城周辺はJR西小倉駅から徒歩約10分。8月7日には90以上の団体、約1万人の参加者が「わっしょいわっしょい」と声を上げ踊る。問い合わせは運営団体の振興会、TEL093・541・5472。
https://www.oita-press.co.jp/1010000000/2016/07/22/131219268
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熊本城の修復支援は私もぜひしたいと思っています。何ができるかな?
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